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知っておきたい遺言の知識

遺言執行者

遺言に込めた願い。遺言者亡き後、その願いを実現するには、遺言の執行が必要です。 遺言を執行する人を遺言執行者といいます。 遺言執行者は、相続発生後に家庭裁判所に選任してもらうこともできますが、スムーズな遺言執行のためには予め遺言書の中で指定しておいたほうがいいでしょう。 遺言執行者の権限 改正民法では、遺言執行者は、 遺言の内容を実現するため、遺言に必要な一切の行為をする権利義務を有し 遺言執行者 […]

遺留分

遺言では財産の残し方を遺言者が自由に決められるとはいえ、一定の相続人には遺留分が認められています。 遺留分を侵害した遺言を書くことはできますが、後で遺留分侵害額請求があれば遺言どおりにはなりません。 遺留分侵害額請求の過程で争いが生まれ、お金の問題は解決しても人間関係は元に戻らなかったという例が実に多いです。 やむを得ない事情のある場合を除き、遺言は遺留分を侵害しない範囲で作成すべきでしょう。 そ […]

遺言の解釈

遺言書の失敗には、解釈の余地が残る遺言書を作ってしまうという失敗もあります。 遺言の解釈とは? 遺言書の内容が明確だと、遺言者本人の最終意思として尊重すべき指針となり、争いを防止できます。 一方、遺言書の内容が不明確だと、その解釈を巡って争いとなることがあります。 一部の財産のみを対象としている遺言 一部の財産についてのみ遺言がされている場合、遺言者の真意が分からないことがあります。 遺言の対象と […]

遺言の無効と取消

遺言書の失敗の典型例の一つは、無効な遺言書を作ってしまったり、作った遺言書の効力が取り消されることです。 どのような場合に遺言書が無効や取消となのか、理解しておきましょう。 遺言が無効になる場合 方式の不備 遺言は法が定める方式に従って作成されている必要があります。 それに反してなされた遺言は原則として無効となります。 遺言能力がない 遺言者が遺言をするには遺言能力を有していなければなりません。 […]

遺言の方式

遺言の方式の趣旨 遺言の作成にあたっては、法の定める厳格な方式に従わなくてはならず、それに反してなされた遺言は原則として無効となります。 これは、遺言書の偽造や変造を防止し、遺言者の真意を確保することが目的です。 方式の種類 普通方式 自筆証書遺言 公正証書遺言 秘密証書遺言 特別方式 応急者遺言 隔絶地遺言 このうち最も利用されている自筆証書遺言と公正証書遺言について説明します。 自筆証書遺言 […]

遺言事項

遺言には、遺言に書くことで法的効力が生じる事項と遺言に書いても法的効力が生じない事項があります。 法定効力は遺言を作成する上での重要な理由です。 ただし、法定効力がなくても遺言書に書く意義が認められる事項もあります。 また死後事務委任のような別の方法によって法的効力を持たせることが可能な事項もあります。 自分の願いと遺言事項を照らし合わせて、遺言に何を書けばいいのか、遺言だけで足りるのかを判断しま […]

遺言能力

作ったはいいが後で無効とされる遺言書が世の中にはごまんとあります。 無効となる代表的な理由の一つが、遺言作成時における遺言者の遺言能力の欠如です。 遺言書で取り返しの付かない失敗をしないためにも、遺言能力について正確に理解しておきましょう。 遺言能力とは? 遺言能力とは、自分のする遺言の内容とその結果として生じる法律的効果について、理解し判断できる能力のことです。遺言者は遺言をするときに遺言能力を […]

遺言の基本原則

遺言書は法律文書の一種です。 なので自由に好き勝手書いてよいというわけではなく、法の定めに則って書かないと無効となります。 遺言書の決まり事には色々ありますが、ここでは最も基本となる遺言の原則をご紹介します。 代理禁止の原則 遺言は遺言者本人がなすべきという原則です。 第三者が遺言を代理ですることはできません。代理でした遺言無効となります。 これは、遺言が遺言者の最終意思であり、遺言者の意思を尊重 […]